人間は暑さと寒さどちらに弱いのか?

答え. 人間は寒さが苦手

およそ600万年前にアフリカで誕生した人類は、暑い気候に適応するため、体毛をなくし汗をかく力を発達させ進化した。結果、暑さには強くなったが寒さに弱くなった。


【温かさより冷たさを感じやすいワケ】

人の体は、温かさを感じる温点が全身でおよそ3万個ある。対して冷たさを感じる冷点は全身でおよそ25万個もある。温点よりも冷点の方がはるかに多い。


【なぜ冷点が多いのか】

人にとって冷たいのは肉体的に強いストレスになるので、寒い環境から身を守るため、冷たい感覚を敏感に感じるようになった。そのため人は寒いことに敏感になった。