エコ・クィーンニュース 01

●省エネ効果について

府中市にあるグループホームは、工務店に建物を依頼した木造軸組2階建ての建物です。階段も廊下も室内も、内装材はすべて無垢の木を使用し、天井・壁は、トイレや洗濯室も含めて全室に＜エコ・クィーン内壁材NSR＞を施工しています。入所者数18名、スタッフは1階と2階にそれぞれ4名ずつ常駐しています。
東京小平市と国分寺市にも同規模のグループホームを運営していますが、その2棟は大手ハウスメーカー製の建物です。内装材は、一般的な化粧合板とビニールクロスです。
私はこの2タイプの建物の光熱費を1年間記録し、比較してみました。結果は、＜エコ・クィーン＞を施工したホームの方が、光熱費が3割も安かった。延べ床面積、室数は同条件です。

●消臭効果について

高齢者介護施設は、どこもニオイという問題を抱えています。要因は、加齢臭や排泄物等といわれています。ですから消臭剤メーカーの営業マンが必ずやってきます。うちにも来ました。しかし、中に一歩入ったとたん、ニオイがしないことに驚いて、『ここには必要ないですね』と帰って行かれました。＜エコ・クィーン＞を施工したホームでは、ほとんどニオイの問題が発生していません。

●健康改善に関する効果について

不思議な出来事がありました。生まれてからずっとアトピーに苦しんでおられたという92歳の女性が入所されたのですが、入所後、「半年で肌がツ
ルツルになったのです。アトピー症がすっかり良くなり、大変喜ばれました。92年もの間、アトピーに苦しんでいた方が、入所して半年で症状が治まったのですから、ドクターをはじめ私たちも驚くよりほかありませんでした。

●調湿作用について

梅雨時分でもジメジメ感はありません。廊下の手すりに洗濯したタオルを並べて干すことがあるのですが、＜エコ・クィーン＞を施工したこのホームでは2時間ほどで乾きます。一方、小平市と国分寺のホームでは、6時間経っても乾きません。調湿力のある建物と、まったく調湿力のないビニールクロスと新建材でできた建物との差がはっきりとわかります。